「生命のメッセージ展 in 早稲田大学 2004」を終えて

 先日は、「生命のメッセージ展in早稲田大学2004」にお越し下さいまして、ありがとうございました。「生命のメッセージ展in早稲田大学2004」は、昨年12月7日から12日までの6日間に渡り、本学早稲田大学におきまして開催して参りました。ここで簡単に、各会場の企画概要を振り返ってみたいと思います。

 まずはメイン会場、多目的ホールでは、124名のメッセンジャーの等身大のパネル・遺品の靴を中心に展示致しました。メッセンジャーの方々の声なき訴えは、どんな言葉よりも雄弁に、「生命の重さ」を私たちに伝えてくれました。

 この隣の会場、演劇練習室では、参加ご家族によるスピーチや、「生命」に関連した様々な企画を行いました。メッセージ展の限りない可能性を感じる場所でした。

 更に、学生会館入口アトリウムでは、「あなたの大切な人」の写真を展示致しました。誰もが誰かの「大切な人」であり、奪われてよい命が一つとして存在しないことを痛感致しました。最後に、大隈講堂におきましては様々な世代の方々が作った、「生命」を題材としたアートを展示しました。「生命」に対する愛しさがこみ上げてくるような空間でした。

 私たち、「生命のメッセージ展in早稲田大学」実行委員会は、7ヶ月前の6月に、「生命のメッセージ展」代表の鈴木共子さんの呼びかけによって結成されました。それから半年間、学部や学年、もしくは参加の動機がそれぞれ違うスタッフが、協同して企画・運営してまいりましたが、その道は決して平坦なものとは言えませんでした。スタッフ同士の確執や、取り扱うテーマの余りの重さに、私たちは時として途方にくれ、立ち止まることもしばしばでした。

 しかし、いつも私たちを見守り助言を下さった参加ご家族の皆様、学生と同じく熱い想いで取り組んで下さった早稲田大学学生生活課の職員の方々、そして何よりも124名のメッセンジャーの皆様が、私たちの支えとなりました。

 「忘れない 生きていること、生きられなかったこと」。これは、私たちの反省・決意・希望を込めたキャッチフレーズです。「生命のメッセージ展in早稲田大学」は、閉会いたしましたが、私たちの活動は決して終わった訳ではありません。これから私たちスタッフは進級、あるいは卒業して、やがて社会の様々な場で活躍し、父となり母となっていきます。しかし、どのような立場になっても、他者の、そして自身の「生命」を大切にし、これ以上被害者も加害者もつくらない社会にする努力をし続けることを、ここにお約束いたします。

 「生命のメッセージ展in早稲田大学」に、多大なご尽力を戴いた参加ご家族の皆様、ご来場くださった皆様、そしてご協力くださった全ての皆様に、ここで厚く御礼申し上げます。

 本当にありがとうございました。

生命のメッセージ展in早稲田大学 実行委員会

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